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22 March 2009            日常雑記+α  |  日常雑記  |  TB:0  |  C:0  |
もうどれくらい繰り返したかわからない絶賛読書期間鳥です。ごきげんよう。

 昨日、というか今日? 明け方まで本を読んでました。昨日は23時まで某所で飲んでいたのに、自分元気だなあと思います。でも、お陰で目が覚めたのは11時。そこから二度寝して13時半。もう午後じゃないかっていうかまずいなり。やることあったなり。まあ、部屋の模様がえなので、午後でも出来たんですけど。そんな感じで午後いっぱいで模様替え。うん、スッキリしました。大物の位置は変えてないんですけど、ちょいちょいといくつか。就寝エリアとその他を多少分けたので、なんとなくいい感じです。まだごちゃごちゃしているところがあるので、それは何とかしないと。手始めに布を買って来ようと思います。収納隠し用に。
 という、何気に力を使った連休最終日。久々の三連休、やっぱりお休みは良いですねえ。まあ、それ以外はメディアにどっぷり浸かっていましたが。いやもうちょっと有意義に過ごすはずだったのですが……まあいいか。今週も頑張るであります("`Д´)ゞ


 拍手ありがとうございます!!


 (断るまでもなく)静なつで日常挿話的なものを、さっくり書いてみました。なんとなく。
 単なる小話ですが、よろしければ「続きを読む」をクリックしてみて下さいませ。
 腕の中の身体をぐいと抱きしめた。
 細いように見えて、実は意外に肉がついている。肘から先が完全に重なるように抱くとしたら、きっとこの身体の持ち主は苦しがるだろう。だからいつも胸よりも下に腕を回すことにしていた。普段はどうとも思わない二センチの身長差がうらめしくなるのは、こんな時だ。
 物足りない、と思う。
 いっそ、抱き潰してしまえればこんな思いをすることもないのだろうか。隙間に風が吹くようなこの寒さを。
 どうにかできるのだろうか。 
「静留?」
 わずかに下に見える双眸が心配の色を滲ませて見上げていた。鈍いくせに敏感な、この。
「なあに?」
 目元に微笑を含ませてじいっと見つめ返した。これで安心するだろう、と計算し尽くした表情を作って。
 こうすれば「いや」と照れたように目を伏せて、白い頬を肩にすりつけることはわかっている。何度も繰り返されてきたやりとりは、いつもこれで終わり。
「どうした」
「え……」
 不意を突かれて、無防備に声が口から滑り出てしまった。
 若草色の瞳は、その陰りをわずかも消してはいない。
 終わっていない。
 そう気づくまでに時間がかかり、焦った思考は余計に混乱していた。
「どうて……」
 固い、と他人事のように思った。これでは、更に不安をあおってしまうだけだろう。変わらずに見上げてくる顔は、今やはっきりとお前が心配だと告げていた。
「なんとも」
「いつも」
 つとめて柔らかく発した言葉は、苛立ったような声にさえぎられた。
「いつもいつも、お前は何も言わない」
 とんと胸をつかれ、風がひゅうっと間を過ぎた。
「あ……」
 何もなくなった眼下を見下ろす。カーペットの細かい畝が妙によく見えた。
 寒い。
「なつき……」
 寒い。
 寒い。
 唐突に奪い去られた熱の分だけ、寒さが襲いかかってくる。
 自らの身体を掻き抱きたいという欲求がぐっとこみ上げるのを必死で抑えた。どこにも行けない手がだらりと垂れ下がる。見下ろしたそれがやけに長く見えて目を背けると、怒ったような顔が見つめていた。
「静留」
 ふいに、暖かい、と感じた。
 両肩に手が置かれていた。
「泣くな」
「……え」
 泣いてなどいない。心の底で自嘲気味に笑いつつ、しかし真剣な顔に後押しされて頬に手をやると、触れた指がじわりと濡れた。身体をびくりと震わせて、指をまじまじと見た。確かに濡れている。
 余程驚いた風だったのだろう。怒りや心配が入り交じっていた顔が徐々に柔らかさを取り戻し、それと同時に肩に感じていた暖かさが広がった。
「なつ……き」
「もう、ごまかそうとしても無駄だ」
 どんな顔をしているのか、今は全く見えなかった。
 感じられるのは、柔らかく肩を覆う体温と。
 滑らかな髪の感触と。
 とくんとくんと共鳴する鼓動と。
 だから、と体を震わせて優しげな声は響く。
「言えばいいんだ、ちゃんと」
 その台詞は聞いたことがあった。いつどこで、と記憶を探ると、前に自分が言ったものだと気がついて、思わず「ふ」と笑いがこみ上げた。
「何が可笑しい」
 にわかに尖った声に、首を振って答えた。
「おんなしこと言われてしもたなあ、思て」
 くすりと笑ったのが衣服越しに感じられた。
「うん」
「なつき」
「うん」
 呼びかけてはみたものの、言おうとする言葉の幼さに二の足を踏む。しかし、ぐっと腕にこめられた力を頼りに、恐る恐る口を開いた。
「……寒うて」
「うん」
 腕の位置が変わり、それは背中を覆うように回された。じわりじわりと熱が伝わり、喉の奥で凍っていたものが溶けていく。
「なあ、もっと強う」
 気がつけばそんな願いを口にしていた。
 かっと顔が熱くなるのを感じたが、溶け出した水は止まらない。更に強くなった締め付けに、もっともっととだだをこねるように繰り返した。きしむ肋骨が苦しい。それでも。
「強すぎないか、これ?」
 問う声は、さっきとは違った心配を孕んでいる。
「いいえ」
「そうか。なら」
 身体を締めていた腕が、ゆっくりと外された。逃げていく熱を反射的に捕まえようとしたが、手のひらで柔らかに押し戻されて握られた。
「お前もそうすればいい」
「……せやかて」
 真っ直ぐに光る瞳にたぎる願望を見透かされた気がして、取りつくろうのも忘れて目を伏せた。
 握られていた手に力がこめられた。
「私は、お前がそんな顔をしている方が苦しい。それに」
 一旦言葉を切って、冗談のように続けた。
「それくらいで壊れるほど、やわじゃないぞ」
 胸を張った顔が眩しくて。
 泣いた。
 再びゆるく巻き付いた腕に縋って。
 それだけでは飽きたらず、胸にむしゃぶりついて。
「ほら」
 嗚咽がおさまりかけてきた頃、つと手を取られて背中へと導かれた。一瞬ためらって、いつものようにそっと抱きしめた。
「おい、遠慮するな」
 こうしていては見えないが、きっと憮然とした顔をしているのだろう。容易に想像できる情景が微笑ましい。
「ええんよ」
 隙間に風は通っている。だが、もうそれが静留を冷やすことはなかった。



 (了)


 なつきが静留をぐいぐい締め付けるシーン、自分で書いてて笑ってしまった。ちょ、これなんて筋肉番付、みたいな。しかし相変わらず、書いてると段々長くなりますw
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