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昨日友人に呼び出されました鳥です。ごきげんよう。
や、ただ単に「空いてるなら遊べ」という指令だったのですが。まあ、午後は空いていたので了承。連絡してきたのは、11月辺りにもこのブログに登場した、シンガポール帰りのクラゲ星人。適当に待ち合わせをして、服を買いたいという彼女に随伴して参りました。しかし、話題が尽きないというか、あのクラゲといると話があっちこっちにテレポートするので、色々補完が大変です。本人は全くそう思っていないようですが……ね。困ったものだ。まあ、非常に面白い人なんですけど。
そんなわけで、昨日は百貨店めぐり。暖かくてよかったですわ。とりあえずは、軽く昼食です。大分遅かったけどね。そこでいきなりクラゲ星人「遠くに行きたい」とか言い出す。何ですかイキナリ。
鳥「どこに。そもそも、電車? 徒歩?」
クラゲ「電車かな。そうだ箱根とかどうよ!」
鳥「寒いよ」
クラゲ「そっかー。それじゃあ……ロンドン!」
鳥「電車じゃないのか。ていうか、明らかにロンドンのが寒い」
クラゲ「違うの! ロンドンは好きなの!」
鳥「……つまり、寒いと好きを天秤にかけて、好きが勝ったと」
クラゲ「そう! 流石だね!」
いや、褒められても。全くもって相変わらずです。つまり、総括すると「何日間か逃亡したい」という話らしいです。シンガポールにいる彼氏を迎えに行こうかとか、オーストラリアはどうかとか、アジアは虫がいすぎてダメだとか。よくしゃべる。ちなみに「虫ってそんなに気にせんでも」と言うと、わかってないとしこたま怒られました。どうやら失言だった模様。しかし、本当にテンションが高いなこいつ。
腹を満たしたら買い物です。百貨店のフロアを適当に回っていたのですが、今年はかなり色物が優勢ですね。つか、鮮やかな緑と青がスゲー多い。かなり合わせ難そうなものがポンポン置かれていました。色自体は綺麗なんだけど……だけど。毒になりますが、また似合わなくて、更に奇抜な服装をする人が、ポンポン現れるんだろうな。そう思うと少しウンザリします。まあ、服装に無頓着な私が言えた義理ではないのかもしれませんが……。さて、そして物色し始めたクラゲ星人ですが、朱色のスプリングコートに目を留める。なんだろ、「寿」って感じの色。着物とかに使ってそうな朱色です。朱鷺の目の辺りのような感じの。そして店内に入り、今度はまたもや朱色のニットに目を留める。また朱色かよ。試着してニットだけ買入。店員さんのプレートには「小笠原」とありました。若干インパクトはありでしたが、残念ながらちょっと微妙な方でした……主にセンスが。
そしてまた適当に見て回っていると、クラゲ星人め「お腹がすいた」と言い出す。むしろ連呼してうるさい。見回すと、丁度同じフロアにトップスのカフェがあったので、小休止を入れることにしました。「ここ、結局はチョコケーキが一番だった」というクラゲの言にふーんと思いつつ、メニューを見ると、ダークとベーシックの2種類が並んでいる。これは、半分ずつにしていく方向だな、と思った鳥さん。「どっちにすんの?」とクラゲに聞いた。これが、恐怖の扉を一瞬開けてしまうことになろうとは思いもせず……。
クラゲ「私はダーク」
鳥「OK、じゃあ半分ずつにしよう。ほらもいっこ……」
クラゲ「はあ!?」
突如として野獣の目になったクラゲ。びっくりする鳥さん。なんとなく悟る。
鳥「いやそうじゃなくて。セット2つ頼んで、半分ずつ」
クラゲ「ああ! てっきりケーキを半分にするのかと」
鳥「……いやさ、最後まで話を聞こうよ」
クラゲ「だよねー。びっくりしたよ」
びっくりしたのはこっちだ。あの一瞬、彼女は明らかに鳥さんを敵と認識していたと思われる。しかし、飢えた野獣というものは、クラゲでも怖いものだ、ということを再認識した一瞬でした。喰うのも速かったよ……。そして、またフロアに出るのかと思いきや「もう達成した感じでいっぱい」とぬかしやがります。野獣の目も恐ろしかったですが、腹が満たされた瞬間に穏やかになる、というその変わり身も、かなり恐ろしいものでした(´・∀・`)
その後は、適当に食べて適当に飲んで。昼間の暖かさは嘘のような寒さに震えながら帰宅。風強かったっつの。しかし、毎度毎度思うけど、本当に変なヤツです。鳥さんがマトモに見えちゃうみたーい☆ ……ふう。
それにしても、今日もまた風が強くて困りますね(´・ω・`)